家の造り方

How to house-building

理念とは、(辞書によると)ものの原型として考えられる、不変の完全な存在ということです。

1.ある物事についての、こうあるべきだという根本の考え。「憲法の―を尊重する」

2.哲学で、純粋に理性によって立てられる超経験的な最高の理想的概念。プラトンのイデアに由来。イデー。

私共の理念は、一言で言いますと”人間にとって地球環境に貢献できる家造りをする”ということです。
会社というのは、社会の公器でありますから、モノ造りの原点として、人間社会への貢献というのが原則と考えます。

住宅建築業を生業にするとして、何が一番地球環境に貢献できるのでしょうか。
また、地球環境に優しいということは、どういう事なのでしょうか。

前提として考えるのは、人間の文化的な生活の位置づけです。
文化的な生活を今まで通り送っていくということは、基本的には地球環境に対しては、迷惑をかけている事になると考えます。

森林の保全を訴えたり、原子力発電所の建築反対、捕鯨の禁止をしても同様です。
また、住宅にしても自然素材を使った住宅を建築しても同様です。

簡単に申しますと
森林の保全は元の生態系の破壊になっている場合が多い訳ですし、原子力発電所をやめると化石燃料(石炭、石油)による火力発電所に頼らざるを得ない訳です。
放射性廃棄物の問題、もんじゅ、柏崎原発の放射能漏れ事故等、原子力発電所にも大変な問題がはらんでいるのは事実ですが。

自然素材を使ったとしても、例えばムクの床としてもそれは森林伐採からしか生まれません。
また、その材料はトラックや鉄道といった輸送機関で化石燃料を使って運ばれるわけです。
ただ、人間も地球環境の一部という言い方もあるかもしれませんが。

つまり、文化的な生活を送るということは地球のエネルギーを多く消費するということと思います。
よって、私どもはそのエネルギー、資源といってもいいと思いますが、を”うまく”、”少しずつ”使うことが大事と考えます。

建築屋として貢献できることは、建物の寿命を長くすることにつきると私共は考えます。
例えば、今までより2倍長く使用したとします。

新築           新築
               ↓
              解体   <<=いらなくなる
↓               ↓
              新築   <<=いらなくなる
               ↓
解体           解体

ということになり、エネルギーは半分で済みます。
40坪のお家を解体すると、約30トンの産業廃棄物が出ます。
解体は重機で行うわけですし、産廃はトラックで運びます。

木造住宅は自然なイメージがありますが、構造体の木は森から伐採されて、トラックで運ばれてきます。
大工さんもくるまで現場に来ます。

今までお話ししてきた通り、家の解体・建築には大変なエネルギーを使います。
現在、日本の住宅建て替えサイクルは約30年です。

象徴的なのが日本の木造住宅における、減価償却の法定耐用年数でしょうか。
それは”22年”です。
一般的な住宅ローンの返済年数より大幅に少ないわけです。
(2007年のフラット35の平均が  年)
考え方としては、スクラップ&ビルドの世界といえるでしょう。

新築から30年後、建て替えるのではなくて、基礎や土台、柱、断熱材等がしっかりしておりリフォームするのに値する家を建てていくのが使命とと考えています。
つまり、構造はそのまま使うことができ、外壁の塗り替えやクロスの貼り替えやキッチンの取替等だけでお家をお使いいただけるわけです。

また、仕上げだけのリフォームはコストも安く済みます。
お施主様にも直接的なメリットもあるわけです。

そうすることにより、家を長く使用することによって地球環境にやさしくし、長い目で見て人間にとって大きなメリットとなるように、努力・追求していきたいと考えております。
これが、私たちの理念です。

アンビエントホームの家造りは、理念に基づき工法、部材の選定を行っております。